四回中山開催最終日の10月4日(日)
第54回スプリンターズステークスが行われた。
天候 曇り
馬場情報 良
出走頭数 16頭
1番人気は前走安田記念を勝って、その後4か月の休養明けのグランアレグリア(牝4)+14kg。
ディープインパクト産駒で鞍上はクリストフルメール。
調教が抜群らしい。
バリバリ1番人気っぽい1番人気。
ディープ産駒は1200mのイメージはないけど、この馬は高松宮記念で2着の実績がある、と。
穴党からいわせてもらうと、もちろん消したい。
まず、休み明けでGⅠというローテーションがいいわけがない。
休み明け馬は大体人気がないことが多く、馬券妙味がある。
ただし、それはG1以外の話なわけで。
人間でも休み明けはエンジンがかかるまで時間がかかるわけでね。
それも大一番のGⅠだよー!
グランアレグリアの休み明け実績はというと(3.1.0.0)。
来るかもしれないけど、来ない要素が少しでもあれば買わないほうが正解のことが多い。
じゃあ、穴党ならどの馬に注目するのか?
古馬GⅠなら、4歳馬!(注:古馬とは3歳クラシック世代の上世代のこと)
目に見えない伸びしろがあるからだ。
このレースの4歳馬はというと、グランアレグリア、エイティーンガール、クリノガウディー、アウィルアウェイの4頭。
グランアレグリア以外は人気薄。
特にエイティーンガールは前走キーンランドカップ勝って、調子のいい牝馬。
しかも、1200mGⅠの成績がいい池添謙一。
ここから行く穴党は多そう。
さて、レース。
ビアンフェがかなりゲート入りに手間取って、5分以上遅れてスタート。
想定通り、2番人気の1枠2番モズスーパーフレアが鼻。
前記のビアンフェが外から併せる形で競る展開。
3ハロンが、32.8と速いタイム。
グランアレグリアは後方2番手。
エイティーンガールも後方の3番手。
モズスーパーフレアとビアンフェの2頭が飛ばした形で4コーナー。
直線、
1頭だけ次元の違う馬が外から一気に先頭ゴールイン。
ルメールのガッツポーズがそこにあった。
グランアレグリア、堂々の1着。
2着は3番人気の川田鞍上のダノンスマッシュ。
3着は10番人気のアウィルアウェイ!
さっき挙げてた4歳馬が穴をあけたよ。
目を付けたエイティーンガールは11着。残念。
ところでタイトルの馬券セオリーというのは何だったかというと、
「三つ巴は3頭で決まる」
だ。
このレースの単勝オッズは、
グランアレグリア2倍付近、モズスーパーフレア4倍付近、ダノンスマッシュ5倍付近、
以下4番人気は2ケタオッズだった。
こういった3頭が抜けて人気している場合、その中の2頭で決まるケースが多いという馬券セオリーがある。
今回もそのセオリーがハマった、というハナシ。
ちなみに馬連530円也でした。
本命党の方々おめでとうございましたー。シクシク。